神戸の三ノ宮センター街にある、充実したシステム手帳が揃う『NAGASAWA Journal Style』さん。
歴史ある文房具専門店『ナガサワ文具センター』さんのお店の一つなんです。
今回、そのNAGASAWA Journal Styleさんが4周年ということで
ノベルティ品の製本を担当させていただきました!
以前、当社のオリジナルブランドである『MURAI BINDALY』のショップカードを作った際に
企画やデザインの部分を印刷会社さんの方で担当していただきました。
それが、荷札のようにも見えるデザインで、ブックマークとしても使える
珍しい形のショップカードだったんです。
その時のショップカードがこちら。
そのデザインを、NAGASAWA Journal Styleさんにも大変気に入っていただいたそうで
同じような形でミニノートを作れないか、というご依頼が印刷会社さんの方にあったとのことで。
当社でその製本をさせていただくことになった、というわけなんです。
当社ブランドのショップカードと同じ作業工程もありますが
今回はそれをさらにノート形に製本する工程を合わせることで
最終的にどんな仕上がりになるのか、私としてもすごく楽しみでもありました。
そして完成したのがこちらです!
![](https://muraiseihonsyo-blog.com/wp-content/uploads/2023/03/P3100130.jpg)
当社のショップカードとは、また全く違った雰囲気ですごく素敵じゃないですか?
大きさは当社のショップカードと同じく、手のひらにすっぽり収まるサイズ。
針金を使う「中綴じ」という製本方法を使い、24ページのミニノートにしています。
今回、針金の色はコッパー(銅色)を使いました。
綴じ部分である上部の左右2箇所の角を、「角落とし」というという加工でカット。
これは当製本所の角丸機を使います。
通常は角を丸くすることが多い機械ですが、今回は斜めにズバッと切っています。
![](https://muraiseihonsyo-blog.com/wp-content/uploads/2023/03/P3100143.jpg)
実は、一つずつ手作業なんですよ。
もちろん時間は掛かりますが、その分、綺麗に仕上がるんです。
最後に上部に一つ穴を丁寧に空けていき、製本部分が完成。
ポイントとなる紙紐も手作業で取り付けて仕上げられています。
![](https://muraiseihonsyo-blog.com/wp-content/uploads/2023/03/P3100132.jpg)
他ではあまり見ない個性的なデザインが目を惹くミニノートが完成しました。
小さいながらも、紙そのものもしっかりしており、ちゃんと開いて、しっかり書けます。
薄いので、こちらもしおりとしても使えますね。
しおりとして挟みながらメモやノートとして使えるなんて、すごく便利そうです。
もらって嬉しいノベルティ品ですよね!
NAGASAWA Journal Styleさんの多くのお客様に喜んでいただけると嬉しいなと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。